• フェアモント・バンフ・スプリングス・ホテルは、1888年の建設ですが、外見が、特に遠くから見るとヨーロッパの古城の雰囲気があります。ホテルの入り口に彫像がありますが、カナディアンパシフィック鉄道の支配人ウィリアム・ヴァン・ホーン氏が指を指して、ここにホテルを建てるんだ、と言っているスタイルの像だそうです。ホーン氏は、バンフ近郊に温泉があることや残された自然の美しさに「ここに一流ホテルを建設すれば観光客が訪れる」と考えて、当時とすれば、かなり豪華なホテルを建設しています。9階建てで、771もの客室があります。但し、100年以上前の建築ですから一部屋の大きさはそんなに大きくなく、その部屋に現代の設備を入れていますので、近代的なホテルが持つ広い部屋でゆったりとした設備は、望めません。しかしながら、ロビーを始め館内には、ヨーロッパの歴史ある城の雰囲気を醸し出して厳かな雰囲気を漂わせています。サプライズコーナーから見るバンフ・スプリングスホテルは森に佇む城そのものです。内部は広いので部屋やレストランなど、最初にその場所を良く聞いておく必要があります。もう一つ、宿泊料金も超一流です。どんなものかなと一泊してみましたが、さすがに連泊する資金は出せませんでした。

• バンフの町の近くをボウ川が流れますが、サプライズコーナーから見るボウ川はまた違った風景を醸し出します。バンフ・スプリングス・ホテルの直ぐ下にあるボウ滝は、マリリン･モンローの「帰らざる川」のロケ地となったことで知られる小さな滝です。ちょっと見には滝と言うよりも幅広小川の段差のようです。

• レイク・ミネワンカは、長さ24km、幅3.2kmのバンフ国立公園最大の人工湖です。バンフ国立公園内で唯一モーターボートの使用が許可されています。ミネワンカとは先住民の言葉で「霊魂の水」を意味し、死者の霊がここで落ち合うという伝承に由来しています。

• 3つの湖の総称となるバーミリオン・レイクは、湖面の周りに植物も多く、氷河湖とは違った表情を醸し出しています。

• ブリュースターのバンフ国立公園の地図は参考になります。

バンフ近くのトンネルマウンテンを登ったところにある「サプライズコーナー」という風光明媚な場所からの風景です。
バンフスプリングスホテルは遠くから見ると城のようです。		ホテルの全景と正面です。	バンフ市街からの道です。
ウィリアム・ヴァン・ホーン氏	外にある酒、食料品店等です。	横から見たホテルです。	ロビーも城内を醸します。
トンネルマウンテンにあるサプライズコーナーから見下ろすボウ川です。			奇岩が並ぶ"フードゥー"
ボウ滝は落差が小さい。	ボウ滝のあるボウ川は雄大に流れます。
ジョンソン湖からのランドル山	レイク・ミネワンカは奥行き24km、幅3.2kmのバンフ最大の人工湖。鰻の寝床の様に長く続く。
湖左側のPalliser山脈	湖右側のFairhalme山脈	ランドル・マウンテンです。	バーミリオン・レイクです。
バーミリオン・レイクは3つの湖の総称です。手前のなだらかな山はサルファー・マウンテンです。
バーミリオン・レイクは植物も多く氷河湖とは違った表情を持ちます。

2007/09/01