• 重要文化財「松山城」−仰ぎみれば、木々の緑がきらめく天守閣−
  姫路城、和歌山城とともに日本三大連立式平山城に数えられる松山城は、今から約400年前、賤ヶ岳七本槍で名高い加藤嘉明が築城に着手し、25年の歳月をかけて1627年に完成しました。嘉明が会津に転封となった後、蒲生忠知が城に入ったが、継子がなく断絶。その後、蒲生忠知の病没後の1635年、徳川家康の異父弟であった松平定勝の次男、松平定行が、伊勢から移りました。それから、明治維新に至るまで親藩大名松平氏の居城として続きました。 天守閣は1642年に三層に改築されています。しかし、1784年には落雷によって、天守閣やその他多くの建物を焼失したので、1820年から35年の歳月をかけて1854年に再建され、現在に至っています。
  天守閣（重要文化財）は三重三層地下一階付きの建築になっており、日本で最も後期に再建されたものです。この建築の技巧及び在工は使用されている材料と共に超一流の建築物である。小天守閣は、追手方面を防衛、からめ手方面を側防し、二ノ丸・三ノ丸方面を監視することのできる位置にあり、城内の諸櫓の中で天守閣についで重要な櫓であるといえます。小天守閣の大棟には両端に瓦の鯱が置かれており、城郭建築の威厳を示しています。出典：まつやま観光情報

• 道後温泉・伝説の湯・300年の歴史−日本書紀にも登場する、わが国最古の温泉
  脛に傷を負って苦しんでいた一羽の白鷺が、岩間から噴出する温泉を見つけ足を浸したところ、傷が完全に癒え元気に飛び去さったというものです。これを見た人たちは大変不思議に思い、入浴してみると、爽快で疲労を回復するとともに、病人もいつのまにか全快したことから、盛んに利用されるようになりました。
  道後の名の由来：3000年の歴史を誇る日本最古の道後温泉は、古代、伊予の温泉(ゆ)・塾田津(にきたつ)の温泉(ゆ)といわれていました。それが、「道後」と呼ばれるようになったのは、大化の改新（645年）によって各国に国府が置かれ、この国府を中心として、道前・道中・道後の名称が生まれました。道中は国府のある地域を称し、京に向かって国府の前部が道前、後部にあたるところが道後と呼んでいました。従って、中世の道後は、現在の今治市より南を総称したわけですが、近世に入ってからは、温泉の湧く「道後」に限定するようになりました。
  道後温泉の歴史と伝説：日本三古湯というと兵庫の有馬温泉、和歌山の白浜温泉、そして道後温泉といわれています。中でも道後温泉は、「日本書紀」にも登場し、文献的には我が国最古の温泉であるといわれています。
  100年先にも真似できない建物を：道後温泉本館はある男の先見の明が始まりでした。道後湯之町初代町長・伊佐庭如矢。彼が温泉施設近代化を進め、現在の道後温泉本館を造りあげました。激しい反対運動に合い、自らの命も狙われたりもしました。しかし、伊佐庭は信念を貫き、約20ヵ月の歳月をかけ1894年ついに道後温泉本館を造りあげました。伊佐庭の願ったとおり、道後温泉本館は110年以上経った現在でも、道後温泉のシンボルとしての輝きを失わず、多くの地元・観光客に愛されています。出典：まつやま観光情報

坊ちゃん列車です。	河東碧梧桐の句碑です。	愛媛県庁です。	萬翠荘への坂道です。
萬翠荘(ばんすい)は1922年に旧松山藩主久松定謨(さだこと)の別荘として建てられたフランス式の洋館です。
踊り場壁面のステンドグラス。	柱は万成石作りです。	夏目漱石の住んだ愚陀仏庵。	秋山兄弟記念館です。
松山城は、加藤嘉明が築城に着手し、25年の歳月をかけて1627年に完成しました。
正面の筒井門、その横の隠門、一ノ門、二ノ門と400年近くを経過する幾つかの門をくぐります。
仕切門です。	松山城大天守は132mの城山(勝山)山頂30mの高さで江戸時代からのランドマークタワーです。
三ノ門です。	三ノ門南櫓です。	筋鉄門東塀(すじがねもん)	二層二回の櫓・小天守閣です。
南隅櫓と天守閣を結ぶ多聞櫓	十間廊下です。	玄関多聞です。	筋鉄門(すじがねもん)です。
天守閣からの眺めです。	右が小天守閣。	東の道後温泉方向。	南の松山市役所方向。
西のJR松山駅方向。	北の瀬戸内海方面。	小天守閣から見る十間廊下。	小天守閣からの眺めです。
俳誌ほととぎす創刊の地の碑	正岡子規の句碑です。	正岡子規が17歳まで住んだ。	子規居士髪塔です。
道後温泉駅です。	坊ちゃんカラクリ時計です。	駅前小公園・放生園の足湯。	道後温泉本館です。
1894年の建築です。	1F神の湯、2F霊(たま)の湯。	お茶お菓子浴衣付き1200円。	愛称は"坊っちゃん湯"です。

2010/07/01