• 歴代、津和野城主の菩提寺の覚皇山・永明寺は「かくおうざん　ようめいじ」と読みます。歴史を感じさせる本堂の茅葺き屋根や柱の茶色が落ち着きを与えます。深い緑と渋い茶色が心和ませる景観となります。室町時代(1338～1573年)から続く由緒あるお寺です。この日もお年を召したご住職と檀家の人が何人か来ていてお盆の準備をしていました。地域にとって大切なお寺でもあるのでしょう。

• 場所は、この地図で見ると中央の上から二升目にあります。電車の線路を越えて登りになりますので2～300m行きます。津和野駅前の道をすぐ右に曲がって400m行ったところで右に曲がります。この右に入る道は標識もなく分かりにくいのですが右に曲がる道は2本しかなく、駅から来ると2本目を曲がります。

• 津和野駅から2km位離れたところに森鴎外記念館があります。一番下の四枚はこの森鴎外記念館と森鴎外の旧家です。永明寺には森鴎外の墓があり、津和野は森鴎外幼少のころ過ごした町でもあります。森鴎外記念館のある地域は観光の名所にもなっているようで観光バスが何台も連ねて来ていました。森鴎外記念館は歩くには一寸離れているのでレンタル自転車を使いました。永明寺にも自転車で行きました。

小高い丘を登ります	覚皇山　永明寺	かくおうざんようめいじ です	侘びを感じさせる右側の門です
室町時代から続くようです	本堂が見えます	右側通路は回廊のようです	屏風も美しい、禅宗の寺院です
珍しい巨大な茅葺き屋根です	広い境内が拡がります	吉見、坂崎、亀井氏の歴代、津和野城主の菩提寺です
境内正面の門です	墓も深い緑に囲まれます	「森林太郎」は森鴎外の墓	境内の前も大きく拡がります
永明寺とは場所が離れていますが、森鴎外の生まれ育った場所が津和野ですので、森鴎外記念館が津和野にはあります
手前はモダンな森鴎外記念館	幼少の頃過ごした森鴎外の旧宅	四畳半の勉強部屋です	森家は代々藩医でした

2005/04/01