• この鉄塔を建設する際、電波科学の権威を結集してそれぞれ綿密、慎重な検討を行なった結果、東京地区のＶＨＦテレビ7局以上と将来開局が予定されるＵＨＦテレビ局が、東京を中心とした関東一円（北は水戸、東は銚子、南は沼津、西は甲府）をサービスエリアとして電波を送る場合に、鉄塔の必要な高さは333ｍであるということがわかりました。こうしてみると高さ333ｍのタワーが昭和33年に開業したのは、偶然の一致ということになります。
  　また、開業前の昭和30年当時、東京タワー構想を練っていた前田久吉の心中はこうでした。
  　｢科学技術が伸展した現代では、300メートルの塔をたてるくらい、あえて至難の業でもあるまいと考えた。やれば必ずできる、と私は膝をうつ思いだった。つまり私の東京タワー建設に対しての自信と決意は、京都東寺の五重塔からあたえられた、ともいえる。出来る！必ずやりとげてみせる！私はコブシをかたく握り締めて確信をえた。
  
  Q: いつも綺麗なライトアップですが、ランプが切れたら、たとえ1ヶでも取り替えるの？
  A: 平成元年1月1日午前零時より点灯されているライトアップはデジタルアンテナ部分12灯、特別展望台上部12灯、特別展望台から大展望台まで40灯、大展望台下部16灯、大展望台からタワービル屋上まで84灯、塔脚部12灯の計176灯で構成されており、１年間で2回変更します。春・秋・冬はオレンジ色のライト（高圧ナトリウムランプ）、夏はシルバーライト（メタルハライドランプ）となっています。ランプは切れることはありませんが、万一切れた場合は直接人の手で交換します。
  
  Q: ライトアップにかかる電気代はどのくらい？
  A: 1日平均で24,000円〜25,000円ほどです。
  
  Q: 東京タワーのライトアップは、何時に消灯されるのですか？
  A: 午前0時が消灯時間です。点灯時間は決まっておりません。天気によって、日が暮れるタイミングを見ながら点灯しているのです。
  
  Q: 東京タワーはどうして赤と白で塗り分けられているの？
  A: 実は｢インターナショナルオレンジ｣と白なんです。この色は航空法で定められ勝手に変えることはできません。
  
  Q: ペンキは当然時間がたてば剥げてくると思うのですが、ペンキの塗り替えはどうやって、どのくらいの周期で行われるの？
  A: 5年に1度、1年かけて外観塗装を補修します。最上部のアンテナを除く270mまでの塔体の上から順に足場を組み、ケレン落としをし、下塗り、中塗り、上塗りと3工程が行われます。全てハケを使い人の手によって塗られるのです。
  
  Q: 全塗装にはいったい幾ら位の費用がかかるの？
  A: 外観78,000�uの塗装にはペンキ28,000リットル、延べ8,100人が作業に当たり、約8億円かかります。
  
  Q: 地震の時はものすごく揺れるのですか？
  A: タワーは地震の多い日本の風土に合わせ柔軟な構造に設計されているので、時間をかけて緩やかに揺れ、徐々に吸収される仕組みになっています。鉄塔は約90mの風速に耐え、関東大震災以上の地震にも耐えられる設計になっています。
  
  Q: これまで台風で一番揺れたのはいつ？どのくらい？
  A: 伊勢湾台風（昭和34年）の時（ちなみに最大瞬間風速52mでした）に最大幅約90�pで揺れたのが最高です。
  
  Q: どの位の人々が東京タワーを訪れているのですか？
  A: 過去最高記録は、年間520万人（昭和34年）、月間で71万人（昭和34年8月）、1日4万人（昭和35年3月30日）という記録が残っています。（平成10年、１億3千万人達成。ほぼ日本人口の1人が1回昇った計算になります。）　出典：東京タワーオフィシャルサイト

増上寺の三解脱門です。	増上寺の鐘です。	子育て安産の西向観音と千体子育て地蔵尊です。
増上寺には徳川家の墓所があります。		1974年建立の大殿内部です。	増上寺大殿と東京タワーです。
正面入り口方向です。	正面から左に回ります。	左の角です。	更に左、正面から見ると左側面
丁度左側面を見上げます。	左側面で一寸引きます。	直ぐ下まで近づきます。	333mを見上げます。
直ぐ近くの増上寺です。	鉄骨とケーブルもあります。	ペンキを人の手で刷毛で塗る。	176灯あるランプです。
大展望大1階 東側増上寺方向	1階を右回りに回ります。	南側、東京湾側です。	西側、背の高い六本木ヒルズ
大展望大1階の高さ145mです。	北方向です。国会議事堂や皇居があります。	中央のノッポビルは愛宕グリーンヒルズです。	手前の白い東京プリンスホテルで大展望大1階を一周しました
大展望台2階 東側増上寺方向	2階を右回りに回ります。	南側、東京湾側です。	西側。背の高い六本木ヒルズ
高さ150ｍの大展望台2階がエレベーターで到着するフロアー。	北方向。国会議事堂や皇居があります。	中央のノッポビルは愛宕グリーンヒルズです。	手前の白い東京プリンスホテルで大展望大1階を一周しました
特別展望台 東側増上寺方向。一番上にはレインボーブリッジ	特別展望台を、右回りに回ります。	南側、東京湾側です。	西方向。背の高いビルが六本木ヒルズです。
丸い特別展望台、高さ250ｍからの眺めです。	北方向です。国会議事堂や皇居があります。	一番手前が東京プリンスホテル	最初の増上寺方向に戻り特別展望台を一周しました。
展望台の窓です。	目の前の愛宕グリーンヒルズ。	176灯のランプで夜空にクッキリとライトアップされます。

2007/01/01