• 運河の造成は明治29年の話し合いに始まり、28年後の大正12年に完成しました。しかしながら、はしけ方式は運河が出来ると共に時代遅れとなり、札幌の著しい成長と反対に小樽は斜陽化していきます。昭和４１年、小樽臨港線道路の新設を機会に運河を埋めたてる案が出てきます。保存か埋め立てかの激論がありましたが、昭和６１年に南側半分が埋めたてられガス灯の付いた散策路に整備されました。昔の面影を残す倉庫群もレストランや雑貨商などのお店に再利用され、運河は観光の街小樽の名所として多くの観光客を集めるようになりました。

修学旅行の写真ポイントです	運河側は大正昭和の倉庫群。	大正14年の旧篠田倉庫です。	夜になるとガス灯も灯ります
煉瓦造りの倉庫です。	倉庫群が水面に映ります。	すぐ脇には散策路があります	運河を半分埋め立て、散策路
渋澤倉庫はレストラン[魚○]	機能一辺倒の殺風景ですが	昔の面影をそのまま残します	のんびり歩きましょう。
運河側は歴史を留めますが、	表に廻ると、雑貨商、	レストラン、	と楽しいお店が続きます。
無愛想な倉庫には見えません	倉庫の中から見る運河も良い	小樽倉庫No.1では、	地ビールも飲めます。

2003/10/01