ペンブローク・ウエルシュ・コーギーについて
（全米ペンブローク・ウエルシュ・コーギークラブより）

起源
ペンブロークは英国ウエールズ地方の人々に牧羊犬、家族の一員、更には牧場の監視犬として使われてきました。今日でも引き続き作業犬や仲間として仕えています。発生の起源は少なくとも１０世紀にさかのぼると言われています。Vallhunds(多分バイキングが英国ペンブロークシャーにつれてきたスエーデンの牧畜犬)、又は、フラマン人の織工がウエールズにつれてきた今日のスキッパーキー犬やポメラニア犬の血統を引いているかどうかは不明。
１９２０年代では、コーギーは英国では純血種の犬と考えられていた。１９３４年、英国ケンネルクラブはペンブロークとカーディガンコーギーは異なる種と判断した。全米ケンネルクラブもこの２種について同様の判断を下した。
ペンブロークは繊細で知的な犬である。穏やかに扱い、厳しい体罰を加えなければ、ペンブロークは簡単に訓練が出来る。又、健康的で超寿命の犬で地方でも都会でも良き仲間の一員となる。

日常の世話
ペンブロークは適切な食事制限や、病気から守るために年に一度のワクチン注射をするなどの定期的な診療が必要である。適切な世話をするオーナーには、ペンブロークが長生きし、生き生きした生活が送れるという贈り物になって返ってくる。適切なペットの世話には、定期的な運動や、毛繕い、歯の定期検診、足の爪を切ることなどが含まれる。
どうかあなたのペンブロークを体重オーバーにしないでください。細身の犬は長生きし、幸せで健康的な生活が送れます。ペンブロークはペテン師です。だまされてはいけません。またドッグフードの袋に書いてある、どの位与えればいいかという量を信じてはいけません。好評だがブランド品でない、一般的なフードを与えましょう。食事の残り物や余分に与えることは避けてください。

あなたのペンブロークが如何に従順であったとしても、犬に自由に走らせることはしてはいけません。現代は詮索好きな犬にとってはきわめて危険な場所なのです。ペンブロークは愛玩犬ではありませんが、体が小さいので大きい犬に出会うと不利なのです。柵をした庭をお持ちでない場合は毎日何回かの散歩が必要です。エネルギッシュな犬なので、あまりに活動が無いと思いがけない行動をとるものです。