• バリ島はイメージは近いのですが実際は結構時間がかかります。直通だとジャカルタと同じくらいなので７時間あまりで行けるのでしょうが、今回はジャカルタ経由で、トランジットの時間を入れて１０時間以上かかりました。面白いのは時差で、ジャカルタで一旦降りるのですが、この時は日本と２時間の時差がありますが、バリ島のデンパサール空港に着くと時差が１時間になります。日本に近づくので１時間少なくなるのです。

• もう一つ「バリ島＝赤道直下で灼熱の太陽」がイメージでしたが、カマンダルーがあるウブド地区は海抜数百メートルにあり意外と過ごしやすい。こういう気候でこういうコテッジでちょっと長く滞在型で過ごすのも良いかもしれません。平均気温は24〜32℃で、4月から10月までが乾季、11月から3月までが雨季、今回は９月下旬の天気のよい乾期でした。バリ島は17,000以上もある島の一つで、東京都の2.5倍、5,600k�uあるそうです。

• イスラム教徒の多いインドネシアにあってバリ島は全人口300万人のうち、90%以上がヒンズー教徒のヒンズー教の島となっています。バリ島の正式名称はインドネシア共和国バリ州で、州都はデンパサール、８つの県に分かれています。バドゥン県、ギャニャール県、カランガッサム県、バンリ県、タバナン県、ジュンブラナ県、クルンクン県、ブレレン県で、これらの県名は19世紀初頭までの王国の名前と同じで、この他にメングイを加えた９つの王国がありました。バリ島内にはヒンズー教寺院が２万以上あると言われ、ちょっと裕福な家では庭の隅にヒンズー教の神様を祀っています。バリのヒンズー教は、16世紀にイスラム教が強くなったジャワから、ヒンズー教のマジャパイト王朝の王子が数千人の部下を引き連れてバリに亡命して、クルンクンでゲルゲル王朝をつくったことに始まります。亡命者には僧侶や芸術家がいてその優れた文化遺産が伝わりました。現在のバリ人を大別すると、この時バリに渡ってきたバリ・マジャパイトの子孫と、バリの先住民であるバリ・アガに分けることができます。

• ウブドにあるホテル・カマンダルーは「Kamandalu Resort & Spa」という名称呼ばれており、女性にとってはスパは最高で確かにリゾート地に相応しいでしょう。バリの伝統的な村落を模して造ったとされており、その雰囲気は充分あります。泊まったところはガーデン・ビラという名称ですが、庭付き別荘というその名の通りです。カマンダルーからウブドまで一日５便の連絡バスがあります。バススケジュールとバス停の地図です。

味わいのある民族伝統の雰囲気がが漂うロビー。		本館の向かいは、段々畑風。	本館向かいのコテッジ。
これがレストラン！	今回泊まったロッジの前。	門構えも、壺も雰囲気を出す。	一軒ずつロッジが分かれる。
王朝の雰囲気を味わう蚊帳張りの寝室。左は夜の灯り。日中に覆いをあげると豪奢な佇まい。陽が差す加減もよい。
伝統の天井と開拓時代の扇風機	入口側にも庭があり花が咲く。	勿論正式の広い庭がある。	兎に角広い風呂は一面解放。
何とシャワーは外。これが最高	ガーデン・ビラに相応しい庭。	これが全面解放の風呂。	芝生の鮮やかな広い庭。
太陽が眩しい。	椰子の木と紺碧の空。	庭の隅には東屋がある。	緑と鮮やかな花に囲まれ、
東屋でのんびり過ごす。	ロッジの前の綺麗な通路。	本館横の小川が流れる庭。	向かいのコテッジに行く吊り橋
壺もお洒落なアクセサリー。	プール横のレストラン。	壁のオレンジも自然に溶け込む	二階建ては東屋になっている。
よく整備された芝生の広場。	泊まったロッジの横が広場。	コテッジは石畳で繋がる。	凝ってるがこれは単なる門構え
ロッジは殆どが茅葺き屋根。	ロッジが集落のように続く。	田舎の村落を想い懐かしい。	住居と離れてプールがある。
空とプールとパラソルの青。	レストランからプールを眺める	水温20℃。快適温度。	プールが影を映しだす。
複雑な木の葉もプールに映る。	赤道直下の太陽が、鮮やかな姿を映し出す。でも高度のせいか暑くない。
青と緑と煉瓦の赤と。	プールから本館を見上げる。	小屋はバー。泳ぎとカクテル。	広場の隅に鮮かな黄色が映える

2004/01/01